買い物かごは空です。
ニュース記事 18 3月 2020
自宅待機を前向きに過ごそう!
おうち時間を楽しむ12のアイデア
退屈な時間を楽しい時間に変える方法はたくさんあります。あなた自身や家族のライフスタイルに合わせて、おうち時間を前向きに楽しむアイデアを探してみましょう!まずはすぐに取り組める12の方法をご紹介します。その後に、そもそも「退屈」とはなにかについて考えてみたいと思います。
自分を高める余暇の過ごし方
1.日記を書く
書くことのメリットは、単に表現力を磨く事だけではありません。
現在抱えている問題を日記に書いていくことで、解放感を得られる方も少なくありません。それは自分自身に正直に向き合い、自分を正しく理解し、問題解決力を高められるからです。
思考や感情、経験について定期的に書くことは、新しい道を切り開き、より質の高いライフスタイルへの手助けとなるでしょう。
日記は、あなた自身の人生の記録ともいえます。文章は記憶の助けとなり、当時の気分や感情を思い出させることができます。
自分自身について書きたくないという方は、簡単な物語をつくって書き留めるのも効果的です。フィクションであれば、自分の思い通りに登場人物を操り、物語を進める事ができます。
2.星を観察する
残念なことに都市生活の光害により夜空を楽しむことは難しくなってきていますが、星空には古くから現在に至るまで、多くの人が魅了されています。
望遠鏡がなくても、季節毎に星座を学ぶことはいつでもできます。書店や図書館で天文学やスカイウォッチングに関する本を手に入れて、何が見えるかを調べてみましょう。できる限り外出を控えている場合には、インターネットで星図を検索して、どの時期にどの星座が見えるかを調べる事もできます。
自分一人での星座観測は気軽ですが、友達や家族との星座観測は特別な思い出になります。意外と、友達と一緒にテラスや自宅の庭で毛布の上に横たわり、星空を見つめるという経験をした事がある方は多くないのかもしれません。
北斗七星のような見つけやすい星座はもちろん、他の星座を見つけるのも意外と難しくありません。
そして、やはり流れ星を探すことにはロマンがありますよね!願いが叶うかどうかは別として、流れ星を見たときにはお願い事をするのを忘れないでくださいね。
3.人形遊び・人形劇
意外に思われるかも知れませんが、人形遊びでは自分のアイデアを表現する事ができます。子供だけのものと思われがちですが、大人も十分に楽しむことができますし、複雑で深遠なテーマの作品を通して自己表現ができるでしょう。
これまでに経験した事や見聞きしてきた物語を取り入れたストーリーなどを自分で考え、構成し、表現できる為、実は非常にクリエイティブな趣味なのです。
身近な人に作品を見せる事で新たな交流が生まれる事もあるでしょう。パフォーマンスと観客が繋がることで、人形劇はさらに特別なものになります。
4.アクセサリーを作る
ほんの少しの技術と発想力を活かして、自分のために、もしくはギフトとして、指輪、ネックレス、ブレスレット、イヤリングなどを作ってみるのはいかがでしょうか。
既製の様々なジュエリーも個性を表現するのに欠かせないアイテムですが、デザインや素材を自分で選ぶ事が出来ると想像してみただけでワクワクしますよね。自分のライフスタイルに合った、あらゆる機会で使えるジュエリーを作れるなんて、試してみない手はないですよね!
色とりどりでさまざまな形のワイヤーや真珠などの必要な素材はクラフトショップやオンラインで注文可能です。都市生活に疲れている方は特に、天然素材(貝殻、羽、花など)を使用するのもいいでしょう。
アクセサリー制作をさらに本格的に行いたい場合は、ネットで作り方を見たり、近所のコミュニティセンターで開かれているようなレクチャーを受講してみましょう。インターネットで探せば、個人の教室なども見つかります。
5.家系図を作成する
自分の家族の歴史をさかのぼる事は楽しいだけでなく、興味深いものです。まだ生きている人たちと共に思い出を作って記録したり、疎遠になった親族と改めてコミュニケーションをとることもまた、このファミリーリサーチの重要な側面です。
必要な資料や記録を求めて、実家や祖父母の家の押し入れはもちろん、これを機会にご先祖様のお墓を訪ねたりして家系をさかのぼりましょう。ネットには家系図のテンプレートがたくさんアップされていますので、見つけたデータをまとめるのは簡単です。
必要に応じて、親族の写真や、古い家宝や特別な思い出の品の写真を撮って、説明文を添えてみてはいかがでしょうか。未来の自分の子供や孫に向けて、自分たちの歴史書となる家系図を作成することは、特別な時間になるに違いありません。
当時の時事問題など様々な情報を掲載している新聞記事は、ネットで簡単に見つける事ができますし、図書館や縁のある神社仏閣に行ってみる事もおすすめです。
さてあなたの家系図からは、どんなファミリーヒストリーが出てくるでしょうか?
6.スクラップブックを作る
子どもの頃、何を集めていましたか?小さなシールや写真、切手、ゲームのカードなど、人それぞれの興味を惹くコレクションがありますよね。それらをアルバムにまとめたり、友人たちと交換したりしていたのではないでしょうか。スクラップブックは子どもたちにとっては宝物なのです。
ファッションの流行が繰り返されるように、スクラップブックにもまたリバイバルの兆しがあり、今日では「スクラップブッキング」とも呼ばれています。
もちろん基本的な性質は変わりません。自分にとって特別な意味を持つ写真、シール、雑誌や新聞の切り抜きなどを収集し、アルバムに貼り付けていくのです。その後、一言添えたりレイアウトを整えてもいいでしょう。
スクラップブックは、これまでの人生の思い出を形にする良いきっかけになります。たとえば親友との思い出、旅行や学校生活に関するスクラップブックを作成するのもいいですね。
スクラップブッキングには、アートの才能は必要ありません。アルバムを彩るのは色紙、布、花などなんでもいいのです。オリジナリティに勝るものはありません!
7.手工芸をする
手芸によりクリエイティビティを養い、手先の細かい動きによって集中力と持久力を刺激することができます。
手先を動かす楽しみだけでなく、自分の作品を誇らしく思う事もあるでしょう。これにより、自分の新たな才能を発見し、自信が高まるかも知れません。家や庭などを彩る装飾を作ることは、手工芸の利点の一つでしかありません。
どんな物を作れるのか、可能性は無限です。飽きる事がないほどの色んなタイプの手芸がありますし、素材の数も無数にあり、それによって求められる技術も変わってきます。素材を買いに行かなくても、トイレットペーパーやラップ材の芯、段ボールなど身近にある素材を再利用する事もできます。クリエイティブなだけでなく、古い新聞や雑誌をリサイクルする地球に優しいライフスタイルでもあります。
海外では特に、折り紙の人気が高まっています。シンプルな正方形の紙を使って、動植物、乗り物、幾何学な形のオブジェクトを作ることができます。家にあるチラシなどでも気軽に始められますので、退屈してきたおうち時間を前向きに楽しめるアクティビティといえるでしょう。
8.木彫りや木工を楽しむ
木彫りというと、北海道土産の鮭をくわえたクマや、小学校時代の彫刻刀を使った版画を思い出す方も少なくないでしょう。
木彫りは準備が大変そうだと思われるかも知れませんが、大人の木工を始めるのに必要な物も、ナイフと柔らかい木材だけなのです。童心にかえって創造性を自由に発揮しましょう!最初から本格的に始めるのは気が引けるという方は、単調な柄の彫刻から始めましょう。
出来上がった作品を見て、色付けしたいという気持ちが湧いてくるかも知れません。その感性を大切にし、好きな色でディテールにこだわった表現をする事もできます。
仕事や勉強で頭がいっぱいになっている現代人にとっては、手先を使っている時にこそ本当の自分の心を全うしているように感じられるかもしれません。そんな時は作業や物作りに集中し、頭を空っぽにして何も考えないようにする事で、クリエイティブな解放感を味わうことができるはずです。
9.ホームステッドを取り入れる
ホームステッドとは、欧米で人気の自給自足の生活様式です。家庭での食品の保存という身近なものや、チーズやワインの生産、家庭用の織物や手芸、風や太陽エネルギーによる自家発電などの大がかりなものまで、多くの活動がこのカテゴリに分類されます。
アメリカやカナダ、オーストラリアなどで盛んに行われていますが、わざわざそういった国や地域に移住する必要はもちろんありません。これはライフスタイルの一種です。アパート生活でも、簡単なホームステッドが可能です。まずは果物からジャムを作ってみたり、野菜の瓶詰め、パンを焼く事から始めてみましょう。バルコニーで野菜やハーブを育てる小さな家庭菜園を始めるのもいいでしょう。
健康で環境に優しい生活の重要性が説かれる今日ですが、意識的に質の高いライフスタイルを実現するのを、日々のストレスや長期にわたるプレッシャーに妨げられていると感じている方も多いでしょう。そんな中で、ホームステッドはゆっくりとした生活を始めるための方法のひとつです。
10.カードマジックや手品を始める
カードマジックや様々な手品を見て、いったいどうなっているのか疑問に思ったことがありませんか?それならば今、その答えを見つけるチャンスです!
目の錯覚は私たちの知覚を刺激し、「あるはずのものがない」「ないはずのものがある」などと期待を裏切ることによって人々を魅了します。
ごく単純なトリックで友達や家族を驚かせてみませんか?意外と、特別な準備も必要がないものも多くあり、コインとカードを使うだけで、初心者から上級者向けの様々なトリックに挑戦することができます。この機会に、引き出しにしまってあるトランプを出してきましょう。
ネットで探せば、トリックの仕組みを詳しく説明しているものも多くありますし、動画で確認するとよりわかりやすいでしょう。初めは完璧にできなくても、練習を重ねる事で技術を磨けるので、達成感も得られる事でしょう。パーティーやイベントで何をしていいのかわからないという方も、これからは手品スターとしてひっぱりだこになるかもしれませんね。
11.時間と手間をかけて料理を作る
お菓子作りや料理は、家でゆっくり過ごす時間にピッタリです。
日本の料理ならお寿司はいかがでしょうか?酢飯の準備から各種具材を取り揃えるのは意外と手間がかかりますが、この機会に入念に準備してみるのも一興です。巻き寿司だけでなく握り寿司に挑戦するのもいいですし、外国の煮込み料理やオーブンを使う料理も目新しいですよね。作る過程も楽しめて、おいしい出来上がりも楽しめるという二度「おいしい」アイデアです。
いつもは時短や簡単をキーワードにレシピを探しているあなた、今回は「時間と手間がかかる」で検索してみませんか?
12.大掃除をする
年末の大掃除はできていますか?忙しくなあなあになっているご家庭もあるでしょう。こんな時こそ、普段やらない箇所を徹底的に掃除してみては?やはり汚れが溜まりやすいのは水周りです。台所、お風呂、そしてトイレですね。
近年「断捨離」や「こんまりメソッド」が話題になっているように、もう着ないのに捨てられない服を整理するのもおすすめです。家族みんなを巻き込んで、クローゼット内の断捨離作戦です。アイテムが少なくすっきりしたクローゼットは清潔に保ちやすいので、日々の生活に忙しい未来の自分からも感謝される事でしょう。
家にいる時間が長くなる今は、インテリアも気になってくるかもしれませんね。そんな時が見直しのチャンス!一度捨てる勢いがついたら、本や靴などもどんどん整理していきましょう。
片付けや掃除は結構体力を使いますので、おうち時間で体力が有り余っている方には運動不足解消という一石二鳥のアイデアかもしれません。
さあこれらの12のアイデアはいかがでしたか?何かひとつでもあなたの心に引っ掛かり、少しでもこの日常が豊かでハッピーになることを願っています。
さて、これからは「退屈」について少しお話ししたいと思います。退屈についてもっと知りたい方は、この先も引き続き読んでください。
なぜ私たちは「退屈」を感じるのでしょうか?
退屈な時間を減らすためには、まず退屈している理由を見つけなければなりません。研究者たちは、通常これら以下の5つの原因のうちの最低1つに該当することにより、人々が退屈を感じると言っています。
1.常に先延ばし
本当はやらなければならないのに、不必要に作業を延期したり頻繁に中断してしまいがちという方はこのパターンです。
仕事が退屈だからそれをできるだけ先延ばししているのに、やらなければならない仕事を先延ばしにしているからこそ逆に退屈を感じてしまうという事はありませんか?
実は、面倒な問題を後回しにして他にする事を探すのは、より退屈な時間を作ってしまう事に繋がります。さらに、やるべきことを後回しにすることで罪悪感を持つ事もあり、精神衛生上良いとは言えません。
そんな先延ばしの負のスパイラルを終わらせる方法については、以下を参考にしてみてください。
2.エネルギー不足
退屈と疲労は同じではありませんが、同じタイミングで感じられる事があります。仕事でも家事でも、単純作業の繰り返しがしばしばあることでしょう。単純作業を続ける事により疲れてしまい、結果的に退屈につながります。
たとえば、長時間座らなければならない場合は、座る場所を変えてみてください。一日中同じ作業をしなければならない場合は、気分転換に何かクリエイティブな事をしてみましょう。いつもと違う事をする事で、新たなエネルギーを得られる実感が湧くはずです。
3.スケジュールの急変更
仕事でもプライベートでも、スケジュールの急な変更はよくあることです。予期していなかった空き時間が突然できると、退屈してしまうこともあるでしょう。そんな時の為に、常にプランBを用意しておきましょう。たとえば会議の開始が30分遅れたとします。この30分を使って、日頃やり残してしまいがちな事を終わらせましょう。これなら退屈が忍び寄る隙はありませんよね。
カレンダーに代替プランを書き入れるような必要はありません。ただ座ってリラックスするのもいいですし、ミーティングがうまくいくようにブレインストーミングをして考えを集めるのもいいでしょう。
4.待たされている時間
何かを待たなければいけない時、時間が長く感じることはありませんか?そして私たちは、約束まで待っている時間を、役に立たない退屈な時間として考えがちですし、待っている焦りも感じられるかも知れません。
また、病院、美容院での待ち時間や仕事でのアポイントメントまでの時間、長時間のフライトや電車の旅では、極端に行動が制限されますので、そのような状況に備えましょう。
本、ノートやヘッドフォンを持ち歩き、時間を有効に使いましょう。または「先延ばしTo-Doリスト」を作成しておき、すきま時間に済ませてしまえば、達成感も味わえて一石二鳥です!
5.モチベーションの欠如
そもそも、退屈な時間をなくすためのモチベーションが欠けていませんか?何もしないことにより、悪循環を生み出す事がしばしばあります。逆に、退屈な時間を少なくすればするほど、次に何かに取り組むため際のやる気に繋がるでしょう。
「やりたい事リスト」を作成することで、モチベーションを上げることができるでしょう。やりたい事を考えて、その計画を書き留めてください。その過程で、自分の心に秘めている情熱に気づくかも知れません。
フリータイムをどう過ごす?
アメリカ労働統計局は、市民の行動を分析するために、アメリカでの大々的な調査を定期的に実施しています。18歳以上のアメリカ人は仕事で1日過ごした後、どのように仕事後の時間を過ごすのか、2016年12月に公開された研究を見てみましょう。
平日では、他の先進国での研究を裏付ける結果となりました。
職場で慌ただしく1日を過ごした後、ほとんどの人は家でゴロゴロとテレビやネットサーフィン、読書をしていました。
他にはガーデニングや園芸、リラックスの為のスポーツ、テレビゲームという方、映画館、劇場、コンサートなど文化的なイベントに定期的に参加している方もいましたが、能動的に何かをする事もなくボーっと過ごして1日を終える方もいるでしょう。
しかし、このような過ごし方が退屈を感じずに自由時間を楽しむのに十分ではないとしたら、どのような過ごし方をしたらいいのでしょうか?
退屈を乗り越える3ステップ!
残念ながら、退屈を克服する秘密のレシピはありません。しかし、退屈な状況を最大限に活用することは出来ます。それが、今後の退屈を防ぐためのヒントになるかもしれません。
1.大切なことに集中!
ありとあらゆることに神経を使うのではなく、あなたにとって本当に重要なことに集中してみてください。簡単に聞こえるかもしれませんが、実践すればどれほど役立つかすぐに感じられるでしょう。
自由時間に何をしたらよいか分からない時があるかもしれません。日々の仕事や家事・育児が忙しく、それらが終わった後に何をしたいのかすら考えていない人も多いのではないでしょうか。
何を楽しみたいのか時間をかけて落ち着いて考え、限りある自由時間を賢く使う方法を見つけましょう。必要に応じてリストを作成して、興味のあることを書き留めるのも一つの手段です。
2.退屈病から抜け出そう!
退屈な時間を上手く活用すれば、生活のクオリティがグッと高まります。何かに取り組むには時間が必要ですが、すきま時間を利用しない手はないでしょう。自分の生活をそうやってみてみると、退屈がそっと、あなたをやるべきことへ導いているようにすら感じられるでしょう。
次に退屈な時間ができたときは、このエネルギーをうまく使って、やりたかったけどやる時間がなかった「やりたいこと」リストにある事をできる限り実行し、チェックを入れましょう。
または先述したような、「先延ばしTo-Doリスト」を作成する事から始めてみてもいいですね。
3.退屈を楽しむ
上記のいずれもうまくいかない場合には、まったく異なるアプローチをしてみませんか?退屈に抵抗せず、意識的に楽しんでみるという試みです!
役に立つ、得をしたと感じるのに必要なのは、何かをしたり達成したりする事ばかりではありません。さまざまな研究により、疲労回復のために適度な休みをとることで、生産性がさらに向上することが示されています。
休息をとる事への罪悪感は不要です。何も気にせず、ゆっくり時間をかけてリラックスしましょう。そのような時間を無意識にどれほど求めていたのか、すぐに感じられるでしょう。しっかりとエネルギーを溜めておけば、新しい課題にも気持ちよく取り組めるはずです。
「退屈」があなたの人生を変える!?
増え続ける「やるべきこと」や、多くのテクノロジーに囲まれて生活をしていると、退屈を感じる事は多くないのかもしれません。
退屈は一般的にネガテイブに捉えられますが、良い面ももちろんあります。退屈が、人々が次に立ち上がるエネルギーを与えてくれる事もあります。つまり、私たちは退屈をチャンスと考え始めるべきなのです!
そんな新しい捉え方に疑問に思った方は、この先を読み進めてください。
1.よりクリエイティブに
さまざまな研究により、退屈は心を刺激することが示されています。特に、退屈で殺伐と停滞した心境で、思考を自由にさまよい、時間をかけて考えることで独創的なアイデアを思いつく事があります。信じにくい事ですが、退屈こそが最もクリエイティブで新しいアイデアにつながる可能性があるのです!
2.より生産的に
常に頭がお花畑で、地に足がついていないような人は仕事ができないという一般的なイメージに反して、ある心理学者たちは空想をする事が仕事の遂行能力にまったく悪影響を与えないことを発見しました。むしろ、業務上の課題に対処するのに役立つという研究もあります。空想によって創造性や生産性が低下しているのでなければ、空想は脳内に多大なパワーが秘められているという証拠なのだとか。
3.より目標志向に
行動調査によると、多くの人は退屈している時に空想しがちだと言われています。これは今後どういったことをしようかと考え始めることのきっかけになります。
退屈で空想している時には、今日のご飯は何にしようとか、あの人に連絡しなきゃとか、毎日の活動を振り返ったり確認したりしますよね。このように自由に思考を巡らせて小さな目標を設定していくことが、将来の重要な意思決定や目標設定への大事なステップとなるのです。
4.間違いに気づくために
退屈は警告のサインでもあります。本当はしたくないことをしている時、私たちは退屈を感じると言われています。または、今いる場所が自分が本当は望んでいる場所ではない場合や、一緒にいたい人と一緒にいられず、他の誰かといなければならないときなど、そんな経験をした事がある人も多いでしょう。
この「何かが間違っている」状況を認識することで、その何かを変えて退屈を乗り越えるきっかけを作れます。
5.より良い人間になるために
退屈すると、当然に思えるような毎日の暮らしがかけがえのないものであると気づきます。そして「もっと意味のあることをしたい」と思うようになり、結果として社会的な行動に移る方が多いのだと言われています。情けは人の為ならずと言いますが、退屈を燃料として、私たちは他人を助けるだけでなく、自分自身をも助けているのです。
「仕事のように名声やお金を求めず、趣味を通して何かを試みられるのなら、趣味はもっと高く評価されるべきだ。」 -ギルバート・キースチェスタトン
高名な哲学者バートランド・ラッセルは著書「幸福論」に次のように書きました。現代の人間は、先祖ほど退屈はしていませんが、退屈をおそれています。人間は、退屈は人間本来の性質の一部ではなく、常に興奮し続けるよう努めることで避けられると信じています。
しかしラッセルは、人生のあまりにも多くの興奮が強いストレスになると信じていました。時間が経つにつれて、どんな喜びでも私たちを退屈させることさえあります。だから彼は、退屈が幸福の鍵になると確信していました。
次回退屈を感じるときは、今あげた退屈の特徴を思い出してください。その時あなたは、より充実した人生の可能性に直面している事でしょう。
出典:
wisebread.com
ifehack.org
seele-und-gesundheit.de
bls.gov
psychologytoday.com
A
by
Aiko
Aiko
» Aikoからのストーリーを全て読むオンラインロト、スポーツの世界は非常に興味がある分野です、なぜって数字は嘘をつかないから。 数字とにらめっこしながら、さらに面白いプレイ方法を考えるのは、趣味というよりも、情熱といっても過言ではない? オススメのロトを見つけたら、みなさんともどんどんシェアしたいと思っています。